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「教育と医学」特別付録
□■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
第24号(2006年11月27日発行)
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▼ このメルマガは今回で24号、2周年となりました。登録くださったみなさ
ん、ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします!!
▼「教育と医学」12月号の第一特集は、青年期・成人期に焦点をあてた発達障
害支援です。第二特集は、いじめなど問題になっている今、思いやりと親切に
ついてです。
▼ 12月9日(土)に福岡で
シンポジウムを開催します。ぜひご参加を!
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■最新号「教育と医学」(2006年12月号)の内容
★1.どこから読もうかな?<今月のポイント>
★2.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★3.次がまちどおしいぞ<次号予告>
★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2006年12月号)の内容■
特集1:青年期・成人期の発達障害支援
2006年5月号「発達をどう支援するか」では、幼児・児童期を対象としまし
たが、生涯を通しての支援として、青年期・成人期の支援を本号で取り上げま
す。
社会的トラブル、犯罪被害、就労支援、就労継続の支援や、思春期の性の問
題など、実際に活動を行っておられる方々に執筆いただきました。
なお、就労については、特別に今月号から全3回の短期連載として、關宏之
先生に執筆いただきますので、本号以降も続けてのご購読をおすすめします。
特集2:思いやりと親切
いじめという深刻な問題について考えるひとつとして、「思いやり」「親切」
ということを「教育と医学」は提言します。心理学者の菊池先生は、教育の
現場で、「思いやり」はどうとらえられ教育しているのか、研究の報告を。ま
た、いじめによってお子さんを失った経験を糧に、今、講演などの活動をして
いる小森さんに、今の子どもたちがいかに「心と命」について語ってくれる人
を求めているか、記していただきました。このテーマは次の1月号に続きます。
今号の紹介ページ
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★1.どこから読もうかな? <今月のポイント>
*巻頭随筆は、次の「立ち読みコーナー」をご覧ください。
●特集1・青年期・成人期の発達障害支援
◆ 「これからの障害者支援
―自閉症の人への支援を実践して得たもの」
石井哲夫(白梅学園短期大学名誉学長)
<主な見出し>障害者支援に関わる社会観/障害の人への援助原理/これから
の障害者支援観/障害者を見慣れて欲しい/この世の常識の幅を広げる
◆ 「地域社会における「安全ネット」構築に向けて
―発達障害のある人の社会的トラブルとその予防・解決」
堀江まゆみ(白梅学園短期大学心理学科教授)
<主な見出し>社会的トラブルや犯罪被害等の実態/なぜ被害やトラブルが起
こるのか、なぜ被害が繰り返されるのか/地域社会における安全ネット構築/
本人のセルフ・アドボカシーとエンパワメント
◆「成人期自閉症の支援のあり方をめぐって」
小林隆児(東海大学大学院健康科学研究科教授)
<主な見出し>予後研究にみられる多様な発達(障碍)像/昨今の自閉症概念
の拡大/障碍の意味を考える/発達障碍は関係障碍である/成人期の自閉症の
人々の基盤にある深刻な不安/成人期と乳幼児期をつなぐ
◆「発達障害のTEACCHプログラム」
林 隆(山口県立大学看護学部教授)
<主な見出し>TEACCHプログラム/TEACCHプログラムの眼目「構
造化」/発達障害の支援に必要な「解釈」/思春期・成人期の問題/性に関す
ること/犯罪に関すること
◆「青年期・成人期のアスペルガー症候群の人への生活支援」
田中尚樹(社会福祉法人いぶき福祉会職員)
辻井正次(中京大学社会学部教授)
<主な見出し>基本的な生活習慣が、安定した生活を生む/日常生活で大切な
こと/仕事の継続/なぜ働くのか/職場での支援/余暇支援について
◆ 「発達障害と矯正教育
―少年院(特殊教育課程)の現場から」
藤川洋子(京都ノートルダム女子大学心理学部教授)
南田 修(神奈川医療少年院法務教官)
<主な見出し>特殊教育課程の少年院/当院の集団処遇/少年たちの様子/集
団がもつ不思議な力/当院での新たな試み:グループワーク/敬遠される少年
たちがいる現実
◆ <特別連載>「障害のある人と労働(1)
―当たり前に働くために」(全3回)
關 宏之(広島国際大学医療福祉学部教員)
<主な見出し>障害者自立支援法/福祉的就労の見直し/就労支援の体系/サ
ービス管理責任者/「個別の教育支援計画」
●特集2・思いやりと親切
◆「思いやりを育てる」
菊池章夫(岩手県立大学社会福祉学部教授)
<主な見出し>子どもの思いやり行動/思いやりの気持ち/この気持ちを育て
る/思いやりの社会
◆「優しい心を大切に―学校に一番望むこと」
小森美登里(NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事)
<主な見出し>一人娘をいじめで失ってから/子どもに伝えたい大切なこと/
心と命を救い出すために/子どもたちに、心と命の話を/子どもの頃の気持ち
を思い出して
●発達障害に関する資料
(「教育と医学」バックナンバー)
2006年5月号 発達をどう支援するか
2005年12月号 特集 発達障害児の支援にむけて
2006年9月号 特集2 学習障害児への今日の支援
●思いやり、子どもの心に関する資料
2006年8月号 特集1 子どものストレス
2007年1月号 特集2 今こそ思いやりを育む
●好評の連載
◆ 村瀬嘉代子「連載・瞬息のきらめき」
第6回「ある日韓交流」
舞鶴市校外の児童養護施設・舞鶴学園でのこと。浮島丸の悲しい歴史と、今
も語りつぎながら、子どもたちが続ける日韓の交流の様子……。
◆田中康雄「生きること・支え合うこと」
第6回「その一瞬を待つ」
「前のめりの生き方」と自らを評する田中先生。今回は、「自殺」について。
自分の担当の患者さんに自殺をされる、という「最初の体験」について。その
あともいろいろな場・人と出あい、田中先生は立ち往生し、戸惑い続けながら
も、精神科医師としてまた一歩踏みだします。
◆ 村田豊久「連載・子どもの心の診療室から―子ども臨床から学ぶこと―」
第6回「小学生になって」
小学校入学は、親子の緊張が高まる大きな出来事です。宿題の確認で眠れな
くなったD君の例などから、児童本人ばかりでなく、お母さんの緊張、お父さ
んの支援などについても書いていただきます。
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★2.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>
【今月の立ち読み1】
●
巻頭随筆「丁寧に対応してくれる相手」
針塚 進(九州大学大学院人間環境学研究院教授)
臨床心理学、とくに発達障害の臨床がご専門の針塚先生は、「生きていくた
めには自分はどうしたらいいのか?」という問いかけに対して、いちばん必要
なのは、その答えよりも、まずその問いかけをじっと聞いて丁寧に対応するこ
と、そういった相手になること、と思いを綴られています。
【今月の立ち読み2】
●
「編集後記」
遠矢浩一(九州大学大学院人間環境学研究院助教授)
福岡で、学級担任が生徒をいじめ自殺に追いやる、ということが報道されて
います。教師としての基本的資質をどう育成するのかなど、記しておられます。
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★3.次がまちどおしいぞ <次号予告>
特集1・“No”と言える子どもを育む
子どものコミュニケーション能力の欠如や歪みが、問題となっています。そ
こで、自分の気持ちを表現するひとつの大事なものとして、「いや」という気
持ちを言葉できちんと相手に表現することを取り上げます。そして、“No”、
「いや」と言えるというためには、相手を認める関係性をまず築く、という大
切なことが浮かび上がってきます。
特集2・今こそ思いやりの教育を
“いじめ”は今、深刻な問題となっています。他者を思いやる、ということ
がないがしろにされている背景には、何があるのでしょうか。「思いやり」と
いう視点から、今の大人の問題も見えてきます。
2007年1月号の内容(予定)
1月号は、12月27日発売です。
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★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
今回は、九州大学医学部で精神科医の黒木俊秀先生イチ押しの本を紹介します。
◆かしまえりこ・神田橋條治 著
『スクールカウンセリング モデル100例
―読み取る。支える。現場の工夫。―』
創元社、2006年9月発行
A5判、460頁、3360円(本体3200円+税)
多発する小中学生の自殺やいじめ問題で、その役割がますます期待されてい
るスクールカウンセラー。しかし、その理論と技術はいまだ確立されていると
はいいがたく、実際、学校側はカウンセラーをどう利用すればよいのか、戸惑
うことも少なくない。
そんな現場の不安と不満を払拭してくれる素晴らしい1冊が遂に登場した。
福岡県を中心に20校もの小中学校でスクールカウンセラーとして長く活躍して
きた臨床心理士・かしまえりこ氏と、精神療法界のカリスマと呼ばれる精神科
医・神田橋條治氏がタッグを組んで、100例にも及ぶスクールカウンセリング
事例集を発表したのである。
神田橋氏は、コトバの周辺に漂う微妙な雰囲気を恐ろしいまでの感性で察知
し、柔らかくもカミソリのように鋭いコトバを駆使する異能の精神療法家とし
て、斯界では高名な存在である。
本書は、かしま氏が事例の経過と解説を提示し、それに対して神田橋氏がか
しま氏とは少し違った視点からコメントを加えるという体裁をとっており、神
田橋氏によるスーパービジョン(症例検討)の趣きがある。
各事例を通読して、スクールカウンセラーとしてのかしま氏の事例介入が
「とにもかくにも」成功するのは(正直に「失敗例」も収載しているが)、彼
女が臨床心理士を志す以前は人材開発に関わる企業で働いていたことと無関係
ではないような気がする。
実は、本書の冒頭、「なぜカウンセラーは学校側から忌避されるのか」につ
いて、理由のひとつを次のように明かす。
「臨床心理畑の人々の多くが、専門家としては優れていても、社会人として
はしばしば未成熟であり、学校現場や地域社会と関わるのが下手である。指導
的地位にいる人ほどそうである。これは奇妙なことではない。政治学者が政治
の素人であり、優れた医学研究者は治療が下手であるのと同じ理由である」
同感する人は多いはず。ドキッとした人には、それが神田橋氏特有の破壊力
であると指摘しておこう。気になるのなら、続きは買って読みましょう。
単にスクールカウンセリングに限らず、他者への心理的援助に携わるすべて
の専門職(教師もそのひとりである)にとって真に役立つ実践の書として、本
書を強く推奨する。(評・黒木俊秀)
* 以上の書籍『スクールカウンセリング モデル100例』と、『ミッショ
ン・スクール』(本誌12月号「折々の1冊」で紹介)を各1名に、「教育と医
学」2006年12月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中から抽選
でプレゼントします。
* アンケートご記入は
こちらからどうぞ。
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■慶應義塾大学出版会からのご案内
今月号に関連のある既刊書をご案内します。
●現代人の心の支援シリーズ 5障害児
『障害のある人を支える』
教育と医学の会 編 定価2,940円
“生きにくい、暮らしにくい”を“もっと暮らしやすい”社会へ。
●
『子どもたちのメンタリティ危機』
須永 和宏 著 定価2,520円
非行、少年犯罪の低年齢化、引きこもり、不得手な人間関係…。急速に変貌す
る子どもたちの心のありようは、一体どうなっているのであろうか。元家庭裁
判所調査官としての豊富な実務経験に基づき、解決への糸口を鮮やかに提示す
る。
その他新刊のお知らせ
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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント
アンケートをお送りくださった方の中から、『スクールカウンセリング モデ
ル100例』(上記「今月の本棚」で紹介)と、『ミッション・スクール』(
本誌12月号「折々の1冊」のコーナーで紹介)を各1名に、「教育と医学」20
06年12月号を3名の方に、抽選でプレゼントします。 抽選の締め切りは、200
6年12月20日(必着)です。当選の発表は、発送をもって代えさせていただき
ます。ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください。アンケート記入は
こちらからどうぞ。
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■ 次回のメルマガ「教育と医学」配信は、12月27日を予定しています。
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■編集後記
▼陰湿ないじめによる自殺の報道を聞くたびに、いたたまれない気持ちになり
ます。子どもばかりでなく、大人の自殺も減りません。うつ病に悩む人も多く、
「自殺大国ニッポン」という言葉にも驚かないようになってしまいました。み
んな自分のことで精一杯です。「ちょっと待ってね」「後でね」という言葉に
後はない、と神田橋先生(「今月の本棚」の本より)の弁。無意識にしている、
小さな拒否…かもしれません。反省しました。来年も「教育と医学」をよろし
くお願いします。(編集担当N)
▼メルマガ「教育と医学」の初回配信から2周年を迎えることができました。
登録してくださった方、最後まで読んでくださった方、本当にありがとうござ
います。自社の雑誌ながら、メルマガを始めるまでは、ほとんど内容を読んで
いなかったのですが(お恥ずかしいですが)、毎号読むようになって、充実し
た内容なのに驚かされました。専門の方にも、専門外の方にもぜひぜひ読んで
いただきたい、という気持ちをさらに高めつつ、これからもがんばっていきた
いと思います。(システム担当K)
▼「情けは人のためならず」の意味にもいろいろと変遷があるようですが、な
んであれ「親切」は必要ですよね。最近だと「公共性」などといった方がとお
りはいいのでしょうか。 そうすると「自由」の問題がでてきたりして・・・。
ややこしくなる前に退散します。(営業担当O)
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