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「教育と医学」特別付録
□■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
第23号(2006年10月27日発行)
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▼ 今年も「教育と医学の会」は、12月9日(土)に福岡でシンポジウムを開催
します。九州の方、ぜひご参加ください。詳しくは<号外>をご覧ください。
▼「教育と医学」11月号は、「創造性」をテーマにしました。さらに、現代の
「食としつけ」を問います。
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■最新号「教育と医学」(2006年11月号)の内容
★1.どこから読もうかな?<今月のポイント>
★2.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★3.次がまちどおしいぞ<次号予告>
★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2006年11月号)の内容■
特集1:創造性をいかに育むか
「教育再生」が注目されていますが、教育、とくに学校教育をどのように考
え、何を私たちは求めるのでしょうか。「教育と医学」では、「創造性」に注
目しました。
創造性や独創性は、天才などの一部の人のものと思われがちですが、最近の
心理学の研究では、考えを一つひとつ詰めていく努力の積重ねから革新的なア
イデアが生まれる、という主張が出てきているようです。
特集2:食としつけ
朝食をとらないで登校する子の学力は、朝食をとってくる子よりも低い、と
いうデータが注目されています。これは何を意味するのでしょうか。本誌では、
金子佳代子先生が「食卓の親和の高低が、自己肯定感や自己受容などに影響し
て、心の発達を促している」と述べています。食事を通してなされる「しつけ
」の意味は、大きいのではないでしょうか。前号の「特集2・子どもの食育」
に続き、現代の子どもの「食事と教育」について、「しつけ」という角度から
追究します。
今号の紹介ページ
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★1.どこから読もうかな? <今月のポイント>
*巻頭随筆は、次の「立ち読みコーナー」をご覧ください。
●特集1・創造性をいかに育むか
◆「創造性を伸ばすために」
小橋康章(株式会社大化社代表取締役会長)
<主な見出し>「創造性」が呼び起こす問い/歴史的な創造性と個人的な創造
性/創造性はどのような対象の属性か
◆「学校で創造性教育は可能か」
夏堀 睦(富士常葉大学保育学部助教授)
<主な見出し>現行の指導要領が目指していたもの/<共同体の判断>として
の創造性/<本物の学習・評価>とは何か/教育養成に必要なこと/開かれた
学校づくりと創造性
◆「子どもの物語理解と創造性」
守屋慶子(立命館大学名誉教授)
<主な見出し>「ファンタジー」と「現実」の関係付け/感情を軸として創造
される構造/物語の隠されたテーマへ迫る
◆「アートから創造性を育てる―演劇を核とする幼児教育の試み」
宮崎清孝(早稲田大学人間科学学術院教授)
<主な見出し>異化/探索活動としての創造/プレイ・ぺタゴジー/揖斐プレ
イ・プロジェクト/アーティストのちから
◆「自然とのふれあいから育まれるイマジネーションと創造性」
黒坂三和子(持続可能な発展のための日本評議会事務局長)
<主な見出し>今、何が起きているのか/身近なところから地球規模まで拡大
している不可逆的な変化/人間社会で起きている問題/何が本質的な問題なの
か/未来に向けて
◆「創造性を育む数学教育」
吉田明史(奈良教育大学客員教授)
<主な見出し>数学教育の現状/算数・数学の有用性/数学教育における創造
性
◆「音楽・美術領域における創造的活動」
大浦容子(新潟大学人文社会・教育学系教授)
<主な見出し>芸術領域での創造的過程の特徴/音楽・美術領域での創造的活
動/創造的活動に必要なこと
◆「演劇活動と創造性教育」
安藤花恵(九州大学大学院人間環境学研究院・学術協力研究員)
<主な見出し>演劇活動と教育/言動から心を読み取る/想像力を働かせる/
身体全体を使った表現力/さまざまな可能性を秘めた演劇活動/教育への提言
●特集2・食としつけ
◆「家庭における食教育」
金子佳代子(横浜国立大学教育人間科学部教授)
<主な見出し>家族の食卓/子どもの発育・発達と食行動/健康によい食習慣
の形成
◆「味覚・嗜好の発達としつけ」
伏木 亨(京都大学大学院農学研究科教授)
<主な見出し>味覚と嗜好は違う/子どもの嗜好を大人に近づける意味は?/
子どもの嗜好はいつ形成されるか/人間に当てはめると/教えなければ日本の
カツオ昆布だしも子どもに伝わらない/食の教育には嗅覚も重要だ/教育では
どうにもならない嗜好もある/まず、親が子どもの前でおいしそうに食べる
◆「生活習慣と食のしつけ」
坂本元子(和洋女子大学副学長)
<主な見出し>心身の発達における生活習慣づけ/生活行動のしつけ/食事行
動のしつけ、摂食行動のしつけ/食のしつけは誰が?
●学力、学校教育に関する資料
(「教育と医学」バックナンバー)
2005年2月号 思考力を育てる
2006年1月号 特集 ゆとり教育を問いなおす
2006年9月号 特集1 親の教育力を高めるには
●食育、しつけに関する資料
2006年10月号 特集2 子どもの食育
2004年8月号 特集 ことわざに学ぶ
●好評の連載
◆ 村瀬嘉代子「連載・瞬息のきらめき」
第5回「徳之島の子どもたちに出会って」
徳之島の保育園を訪ねた村瀬先生。そこでは障害児も健常児とともに過ごし
ている。都会の子どもにはない、「自分の生活に即した家族の楽しみ・誇り」
など、おもわずにっこりする子どもの姿が……。
◆田中康雄「生きること・支え合うこと」
第5回「信じることから」
田中先生の奮闘記はさらに真骨頂へ。前回はとても辛い状況でしたが、今回
はちょっと嬉しい結果もありました。統合失調症の方と田中先生のやりとり、
ぜひお読みください。
◆ 村田豊久「連載・子どもの心の診療室から―子ども臨床から学ぶこと―」
第4回「幼児のしめす不安反応(2)」
前回は子どもが2、3歳でしたが、今回はもうちょっと上、3歳から5歳こ
ろの「不安反応」です。幼稚園で失敗しないかという心配に押しつぶされそう
になったB君。知的な認識力の発達にともない、子どもは新たな不安にさらら
れます。
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★2.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>
【今月の立ち読み1】
●
巻頭随筆「現場主義と創造的展開」
西澤潤一(首都大学東京学長)
半導体、光通信がご専門の西澤先生。ご自分の読書歴、研究での姿勢などを
例に、理系でも文系でも、何が大切であるかを教えてくださいます。
【今月の立ち読み2】
●
「編集後記」
望田研吾(九州大学大学院人間環境学研究院教授)
創造性をいかに育むか。はたして本気で日本は取り組んでいるのでしょう
か。これがスローガンに終らずに、本当の成果を生みだすためには……。教育
学がご専門の望田先生が問いかけます。
*関連バックナンバー
望田研吾
「学力向上には何が必要なのか」(編集委員の目)
(「教育と医学」2005年2月号、特集「思考力を育てる」)
望田研吾
「編集後記」
(「教育と医学」2005年9月号、特集「分権化の下での教育」)
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★3.次がまちどおしいぞ <次号予告>
特集1・青年期・成人期の発達障害支援
2006年5月号「発達をどう支援するか」では、幼児・児童期を対象としまし
たが、生涯を通しての支援として、青年期・成人期の支援をテーマに、就労支
援、性、成人自閉症、生活支援など、それぞれの視点から専門家の方々に解説
・提言をいただきます。
特集2・思いやりと親切
他者を思いやる心を、今の社会で、子どもたちにどうやって育むことができ
るか、さまざまな関係から解説をいただきます。
2006年12月号の内容(予定)
12月号は、11月27日発売です。
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★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
本誌にご執筆いただいた先生の著書、関連内容の書籍などをご紹介します。
今回は、次の1冊です。
◆小原 信 著
『あなたは ひとり ではない』
以文社、2006年10月発行
B6判、152頁、1470円(本体1400円+税)
著者は、青山学院大学で長年教鞭ととられ、2005年に名誉教授となられた小
原先生。本書は、青山学院大学2005年度後期の「情報倫理学」の講義要綱を
まとめたものである。
倫理学、情報倫理学がご専門の小原先生は、携帯電話やパソコンに囲まれ、
それが孤独化を招いているともとれる現代の若者に、「君は一人ではない」と
語りかける。
画像を見ることに日々さらされている私たちは、見えるものしか見なくなる。
そして見えていることに鈍感になる。それは、さらに見られることに鈍感にも
なるのだろうか。電車でものを食べる・化粧をするという若者の姿は、もはや
ありふれた光景となっている。そういった若者の心理と、それを理解できない
世代との間には大きな溝がある。その溝に橋を渡し、情報社会を生きる私たち
は何を失っているのか、著者は訴えているように思える。
小原先生の「あとがき」から一部引用しよう。
「情報化社会を生きるわれわれ庶民が、<情報>を<知識>に高めながら、
<知識>をさらに<知恵>へ昇華させるため、私なりの『別解』を学生たちに
語りつづけた。ここには、ケータイやパソコンをめぐるポスト・メディア論だ
けでなく、延命志向の時代を生ききるための死生観もあり、『ライ麦畑』をめ
ぐる若者へのメッセージも入っている」
「進化する情報機器に反比例して、増悪する情報危機と情報汚染をどうすれ
ばいいのか。情報をshare(共有)しながら、過剰な記録ををcare(手入れ)
するための妙案はあるのか」
若者に訴えるかたちとなっているが、今の若い人たちが抱える不安・孤独を
知る大きな手がかりとなる書といえるだろう。
*「教育と医学」関連バックナンバー
小原 信
「『死の意味』の教育・そのあり方」
(「教育と医学」2005年6月号、特集「生と死の教育」)
小原 信
「アイデンティティのケータイ化」
(「教育と医学」2003年5月号、特集「モラルの崩壊と立て直し」)
*以上の書籍『あなたはひとりではない』と、『おおきな木』(本誌11月号掲
載の守屋慶子先生著「子どもの物語理解と創造性」の中で引用絵本の翻訳本)
を各1名に、「教育と医学」2006年11月号を3名の方に、アンケートに回答く
ださった方の中から抽選でプレゼントします。
* アンケートご記入は
こちらからどうぞ。
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■慶應義塾大学出版会からのご案内
「創造性」の論理ともいうべきものが慶應SFCで教えられている「デザイン言語」で
す。とても面白く、ためになる本です。ぜひご一読下さい。
『デザイン言語―感覚と論理を結ぶ思考法』
奥出直人・後藤 武 編 定価2,520円
★新刊★
『アカデミック・スキルズ―大学生のための知的技法入門』
佐藤 望 編著 湯川 武・横山 千晶・近藤 明彦 著 定価1,050円
アカデミック・スキルズとは、大学生のための学びの技法。
研究テーマの決め方、情報の探し方、まとめ方、文章の書き方、プレゼンテー
ションのやり方などを具体的かつわかりやすく伝授します。
本書の
「はじめに」を立ち読みできます。
その他新刊のお知らせ
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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント
アンケートをお送りくださった方の中から、書籍『あなたはひとりではない』
(メルマガ「今月の本棚」で紹介)、『おおきな木』(本誌11月号掲載の守屋
慶子先生著「子どもの物語理解と創造性」の中で引用絵本の翻訳本)を各1名
に、「教育と医学」2006年11月号を3名の方に、抽選でプレゼントします。
抽選の締め切りは、2006年11月20日(必着)です。当選の発表は、発送をもっ
て代えさせていただきます。ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください。アンケ
ート記入は
こちらからどうぞ。
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■ 次回のメルマガ「教育と医学」配信は、11月27日を予定しています。
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■編集後記
▼選挙が近づくと、「教育」を急に唱える政治家が多いよう感じます。しかし、
教育の方針が猫の目のように変わることには抵抗があります。タネを蒔いてか
らそれが芽吹き実をつける…それは長い年月をかけないと判断ができないから
です。教育も、競争原理、効率主義優先になり、方針がすり替えられていく。
それが一番問題と思いますが。では、何を私たちは教育に何を求めるのか。子
どもの幸せを優先しているのでしょうか。自分の生き方を見つめつつ、じっく
り考えたいものです。(編集担当N)
▼私は十代後半まで、だしというものは粉末しかないものだと思っていました。
母がだしをとらなかったせいか、わたしがあまり料理に興味がなかったせいか、
知らないで過ごしてしまいました。鍋のときに昆布が浮いていたのは、鍋だか
らだと思っていました。伏木亨先生がおっしゃるように、たしかにカツオ昆布
だしというものは、教わらないと伝わらないものだと実感してしまいました。
(システム担当K)
▼私はだしとり名人ですが、前後の処理が面倒くさいのでほとんど削りぶしは使うこ
とがなくなってしまいました。もっぱら昆布と煮干と干し椎茸という要するに漬けと
きゃいいものへ走ってしまいます。結果としてうどん・そばのたぐいも食卓から減っ
てます。あれはどうしても要削り節ですからねえ。食べるほうの好き嫌いじゃなくて
作るほうの好き嫌いです。なんの話かわからなくなりました。 (営業担当O)
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