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■───────────────────────────────── 「教育と医学」特別付録─
     □■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
             第22号(2006年9月27日発行)
─────────────────────────────────■ ▼ モクセイの香りに、思わず足を止めました。もうそんな季節なのですね。 今年の十五夜は10月6日。たまには早く帰って、ゆっくり月や夜空をながめ てはいかがでしょうか。
▼「教育と医学」10月号は、「早期教育」をテーマにしました。
さらに、「食育」の現状などを紹介します。

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■最新号「教育と医学」(2006年10月号)の内容
★1.どこから読もうかな?<今月のポイント>
★2.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★3.次がまちどおしいぞ<次号予告>
★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2006年10月号)の内容■

特集1:早期教育の功罪

 家庭での教育熱が一部で加熱しているようですが、はたして「早期教育」や 「英才教育」とは、本当に何であるのかを私たちは知っているのでしょうか。 競争を早くから始めることではないはずです。そこで、「早期教育」の意味、 発達への影響など、専門家に論じていただきます。

特集2:子どもの食育

 学校での「食育」が手探りの状態で始まりましたが、現状はどうなのでしょ うか。また、大人にも「食」を通しての健康管理が求められる今、その基準を 何にするのか、第一線の研究者に解説いただきます。

今号の紹介ページ
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★1.どこから読もうかな? <今月のポイント>

*巻頭随筆は、次の「立ち読みコーナー」をご覧ください。

●特集1・早期教育の功罪

◆「早期英才教育を考える」

 藤永 保(日本教育大学院大学学長)

<主な見出し>問題のありか/事例・K君/早期教育は必要条件か/K君の事 例からのエピソード/天才の通信簿

◆「脳の発達と早期教育との関わり」

 久保田 競(日本福祉大学大学院情報・経営開発研究科教授)

<主な見出し>幼児の脳の発達を調べたMRI像研究/身体運動(physical acti vity)と教育/まとめ=脳の機能をたかめ、病気にならず健康に生きていけるよう、 早期教育が必要である

◆「早期教育と英才教育の違い」

 無藤 隆(白梅学園短期大学学長)

<主な見出し>才能を大事にすること/早期教育とは/英才教育とは/生得的 能力と親子関係と文化的環境という背景/才能の種類と伸びる時期による違い

◆「英語の早期教育の功罪」

 小野 博(メディア教育開発センター教授)

<主な見出し>研究の背景/小学校の英語教育の現状/小学校の英語教育の理 論とすぐれた実践例/筆者の考える小学校の英語教育の理論/筆者らの考えに 基づく教員研修/仕事に使える英語力の例/日本の小学校における英語教育: 早期教育の功罪

◆「学校音楽と早期教育」

 西園芳信(鳴門教育大学教授)

<主な見出し>子どもの音楽的能力の発達特性に則した音楽科の授業/学校音 楽の早期教育/わらべうた教材による音楽教育を/わらべうた教材による音楽 教育のプラン

●特集2・子どもの食育

◆「『食事バランスガイド』とこれからの食育」

 吉池信男(国立健康・栄養研究所研究企画評価主幹)

<主な見出し>「食事バランスガイド」とポピュレーションアプローチとして の食育/「食事バランスガイド」を理解し、活用するためのポイント/子ども への「食育」と「食事バランスガイド」の可能性

◆「『食を変えるプログラム』がなぜ必要なのか」

 中村 修(長崎大学生産科学研究科助教授)

<主な見出し>現場で鍛えられたプログラム/食育の現状/基本のプログラム /授業の概要(五年生の例)/プログラムと政策

◆「学校給食で取り組む食教育」

 秋永優子(福岡教育大学教授)

<主な見出し>学校給食が子どもたちに及ぼす影響/子どもたちの身体の一部 となる学校給食/学校給食で形成される食嗜好・食習慣/効果的な食教育の場 である学校給食/子どもの偏食・残食対策/担任教師の態度、声かけの大切さ /学校での具体的な取り組み

●早期教育、学校教育に関する資料

(「教育と医学」バックナンバー)
2003年2月号「世界の幼児教育」
2006年4月号「少子化時代の幼児教育」
2003年11月号「学校教育のこれから」

●食育に関する資料

2001年3月号「食と健康教育」(データ準備中)
2004年9月号「これからの健康支援」

●好評の連載

◆ 村瀬嘉代子「連載・瞬息のきらめき」

第4回「自律、その人らしく生きる」
 チューリッヒの郊外にある、聴覚障害者のための施設を訪れた著者。そこで 暮らし、働く人たちの姿から、「人は誰しもその力に応じて応分に働き、社会 的に意味ある存在であることを実感できること」という思いが綴られています。

◆田中康雄「生きること・支え合うこと」

第4回「虐待に対して何ができるのか」
 医師になって3年目、当時出会った家族のエピソードから始まります。精神 科の外来には、いろいろな症状を主訴として来院しますが、実はその原因とし て、「児童虐待」が潜むことが多いと気づき、悩む著者。医師として何ができ るのか、何が人の支えになるのか、思いが語られています。

◆ 村田豊久「連載・子どもの心の診療室から―子ども臨床から学ぶこと―」

第4回「幼児のしめす不安反応(1)」
 子どもが2、3歳、保育園や幼稚園に行くような年齢になるころに現れる 「不安反応」がテーマです。「人の顔が小さく見える」と泣き出した5歳のA子 さん。そこには、どんな心理があるのか。事例とともに解説いただきます。
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★2.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>

【今月の立ち読み1】

巻頭随筆「早期教育に何を求めるか」
 安藤延男(西南女学院大学学長)
 「早期教育」というと何を思い浮かべますか? 安藤先生は、三つの範疇を 挙げ、なかでも障害児の早期教育を例にあげています。

【今月の立ち読み2】

「編集後記」  丸山孝一(福岡女学院大学人間環境学部教授)
 早期教育の功罪として、中国のおもしろい事例を紹介されるところは、文化 人類学者の著者ならではの視点。ぜひご一読を。

 *関連バックナンバー

 丸山孝一「異文化を見る目」(連載・編集委員の目)
 (「教育と医学」2005年6月号、特集「生と死の教育」)
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★3.次がまちどおしいぞ <次号予告>

特集1・創造性をいかに育むか

 学力の問題ばかりでなく、教育に求められるものとして「創造性」もいつも 論じられますが、はたして現在の日本の教育では、どのような取り組みが可能 なのでしょうか。専門家に解説いただきます。

特集2・食としつけ

 前号の「子どもの食育」に続き、現代の家庭・社会での食の意味を、「しつ け」という視点から、論じます。

2006年11月号の内容(予定)

11月号は、10月27日発売です。
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★4.もっと知りたい!<今月の本棚>

本誌にご執筆いただいた先生の著書、関連内容の書籍などをご紹介します。
今回は、次の1冊です。

◆ポール・スタラード 著 下山晴彦 監訳
『子どもと若者のための認知行動療法ワークブック』
金剛出版、2006年8月発行
B5判、212頁、2730円(本体2600円+税)

 著者は、英国で心理臨床の専門家。監訳の下山晴彦先生は、現在、東京大学 大学院臨床心理学コース教授を務める。
 「教育と医学」2006年8月号(特集・子どものストレス)でも、子どものう つ病が増え喫緊の問題であることを指摘したが、本書はまさにこの現状に合っ た書籍といえる。
 内容は大きく二つに分けられる。第1章から第3章までは、認知行動療法の 解説。続く第4章から終わりの第13章までが実践編で、ワークシートにそっ て記入していくことで、自分の気持ちを知り、感情や行動をコントロールする 方法を知るようになっている。
 下山先生の「監訳者あとがき」から一部引用しよう。
 「これまで認知行動療法は、クライエントが自己の認知を見直し、その歪み や誤りを見出すことが前提となっていた。そのため、内省する能力が未熟な子 どもには、適用が難しいとされていた。しかし、本書は、漫画を随所に使うな どして、子どもが自分の認知、感情、行動を意識できるように工夫されている。 しかも、自分でイラストや文章を書き込むワークシートを活用しているので、 楽しみながら認知行動療法を実践できるという画期的な書物となっている」
 「本書は、高校生レベルまで含めてかなり幅広い児童・青少年を対象とした 介入に活用できる認知行動療法のワークブックとなっている」

 心理面接に限らず、教室や親子で取り組むのもよいだろう。心理教育や、予 防教育に役立つ書籍である。

*「教育と医学」関連バックナンバー

2006年8月号「子どものストレス」
2004年3月号「現代の不安」
2002年5月号「うつの時代を生きる」

* 関連書籍

下山晴彦「大学教育と学生相談」
(教育と医学の会 編『青少年の悩みにこたえる』、
慶應義塾大学出版会、2002年初版発行)

*以上の『子どもと若者のための認知行動療法ワークブック』と、高橋祥友著 『自殺予防』(本誌10月号「折々の1冊」のコーナーで紹介)を各1名に、 「教育と医学」2006年10月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中 から抽選でプレゼントします。

* アンケートご記入はこちらからどうぞ。
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■慶應義塾大学出版会からのご案内

『日本の英語教育に必要なこと――小学校英語と英語教育政策』
大津 由紀雄 編著 定価:1,890円
日本の英語教育の理念・目的は何か?〈小学校英語〉はどうあるべきか?

『英語支配とことばの平等―英語が世界標準語でいいのか?』
津田幸男著 定価:2,520円
英語は「世界標準語」――このことに疑問を感じたことはないか?

その他新刊のお知らせ
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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント

アンケートをお送りくださった方の中から、抽選で書籍『子どもと若者のため の認知行動療法ワークブック』(上記「今月の本棚」で紹介)、高橋祥友著 『自殺予防』(本誌10月号「折々の1冊」のコーナーで紹介)を各1名に、「教 育と医学」2006年10月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中か ら抽選でプレゼントいたします。
ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください。アンケート記入はこちらからどうぞ。
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■ 次回のメルマガ「教育と医学」配信は、10月27日を予定しています。

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■編集後記

▼最近、教育関係の新雑誌の広告が目につきます。特集は「最強の教材●●選」 (最強の学校、最強の教師…となっていくのかなぁ)、「お金に困らない子 の育て方」(お金がなくても困らない子、ではありません)などなど。どんな 子に育てたくて、そういう雑誌を買うのでしょうか。親にとって都合のいい子 ? 学歴、年収という尺度で子どもの可能性を測ることは、さらなる偏見・差 別をも生みだすのではないかと思いつつ、本誌を編集しています。本号、藤永 先生の原稿に出てくる天才児K君のお母さんの教育方法には感動しました。 (編集担当N)
▼ 今号の連載「子どもの心の診察室から」第4回 幼児のしめす不安反応(1) のなかの、「人の顔が小さく見えると泣き出したA子さん」の部分にとても 興味を惹かれました。是非ご一読ください。それに、『「食を変えるプログラム」 がなぜ必要か』の大学生の食事例の写真をみて、自分のお昼ご飯と比較し てしまいました。今号の『教育と医学』も読みどころがたくさんあります。 (システム担当K)
▼子どもの通う小学校で、給食を食べ終わるまで遊びに行かせないというのが あるらしく、ある時など1時半になってもまだ食べてたことがあるそうな。聞 けば私であっても食べたくないような不思議な料理だったようですが、でもま あ今時こんな食い探みたいな先生がいるのだなあと色々な意味で感心した次第。 個人的にはこういうの嫌いじゃないです。ただ毎日献立表を確認して、ダメな 時は「アレルギーのため食べられません」みたいな連絡を保護者から入れるそ うで、それはそれで面倒臭そうですが。今月は食育特集です。(営業担当O) ======================================================
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【発行元】
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