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「教育と医学」特別付録
      □■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
              第20号(2006年7月28日発行)
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▼ 梅雨が長引き、大雨による災害も心配です。これも温暖化の影響でしょうか。
子どもは夏休み。元気にすごしてほしいものです。
▼「教育と医学」8月号は、子どものうつ病などが増えていることをふまえ、
「子どものストレス」を特集しました。さらに、子どもが犯罪被害者にならな
いようにするための教育について、紹介します。

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■最新号「教育と医学」(2006年8月号)の内容
★1.どこから読もうかな?<今月のポイント>
★2.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★3.次がまちどおしいぞ<次号予告>
★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2006年8月号)の内容■

特集1:子どものストレス

当初、この特集は「子どもをストレスから守る」でした。子どものうつ病の
増加などの背景から、現代の子どものストレッサー(ストレスの原因)を検証
し、それからどう子どもを守るか、という意図があったからです。大人にとっ
てたいしたことではないように思われることでも、子どもにとっては大きなス
トレスになることもあるのです。編集後記で、精神科医師の黒木俊秀先生がわ
かりやすく述べておられますので、そこから読んでいただくのもよいでしょう
(<立ち読みコーナー>参照)。

特集2:危険から子どもを守る

 学校安全対策が進められていますが、今回は、犯罪被害から子どもどうやって
守っていくか、教育の観点から探りました。「防犯教室」や「安全マップ」
作成などの実践でリードする方々に執筆いただきました。

「教育と医学」 8月号
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★1.どこから読もうかな? <今月のポイント>
*巻頭随筆は、次の「立ち読みコーナー」をご覧ください。

●特集1・子どものストレス

◆「今の子どもたちが受けているストレス――子どもの「うつ」という視点から」
  傳田健三(北海道大学大学院医学研究科精神医学分野助教授)
  子どものうつ病の第一人者といえる傳田先生に、解説いただきました。
<主な見出し>ストレスとは何か/ストレスが多いとなぜ精神的不調を招くの
か/現代社会は子どもにどんな影響を与えているのか/子どもたちが受けてい
るストレス/小・中学生における抑うつ傾向の実態調査/子どもの抑うつ傾向
実態調査から見えてくるもの/子どもにとって「うつ」とは何を意味するのか

◆「子どものストレスと心身症」
  村山隆志(小児精神科医師)
<主な見出し>普遍的な小児発達過程と迅速に変化し続ける成人社会/子ども
を取り巻く環境/愛される存在であるはずの子ども/母親をどう支えるか/子
ども取り巻く環境をもう一度見直そう/子どもや母親のストレスを一緒に抱え

◆「発達に及ぼす幼少期のストレス――ストレスの功罪」
  池田久剛(西九州大学社会福祉学科助教授)
<主な見出し>子どもとストレス/ストレスの効用/発達に影響を与えるスト
レスとは?/幼少期のストレスへの対応

◆「子どものストレスと心の訴え」
  生野照子(神戸女学院大学人間科学部教授)
<主な見出し>現代の子どもにみる、失感情と抑うつ傾向/今日の養育状況/
子どものストレスへの対応

◆「十代の子どもの友達関係のストレス――虐め/虐められの心理」
  猪子香代(東京都精神医学総合研究所副参事研究員)
<主な見出し>虐め/虐められについて/学校の友人関係と教師との関係/友
人関係への過敏さ/自己像の不安定さ/子どもの不安への態度/十代前半とい
う年齢

●特集2・危険から子どもを守る

◆「今、学校に求められる安全対策は何か」
  渡邉正樹(東京学芸大学教育学部教授)
<主な見出し>教育の基盤となる学校安全/子どもの犯罪被害は増加している
か?/文部科学省による学校安全の取組/学校安全対策のさらなる推進/家庭、
地域社会との連携と課題/教育委員会に期待すること

◆「犯罪から子どもを守る『被害防止教育』」
  横矢真理(NPO法人子どもの危険回避研究所理事長)
<主な見出し>「子どもの危険回避研究所」とは?/「被害防止教育」の全国
行脚/子どもを取り巻く「外的危険」と「内なる危険」/危険回避能力は、生
きる力

◆「子どもを危険から守る『安全マップ』」
  松村みち子(タウンクリエイター代表、都市プランナー)
<主な見出し>子どもを取り巻く危険/地域の危険箇所を知ろう/「安全マッ
プ」の活用/啓発活動の事例

●児童精神医学、うつ病に関する参考資料
(「教育と医学」バックナンバー)
2006年3月号「子どもの心の専門家を育む」

2002年7月号「 メンタルヘルスへの支援」

2002年5月号「うつの時代を生きる」

2004年4月号「これからの学校心理臨床」

●安全教育、災害後対応に関する資料
(「教育と医学」バックナンバー)
2005年7月号「安全教育と災害後教育」

2004年4月号「これからの学校心理臨床」

●好評の連載
◆ 村瀬嘉代子「連載・瞬息のきらめき」
第2回「成長変容への密かな願い」
ふと、ショーウインドーで目にしたピノキオの人形。そこから、「よりよくあ
りたい」「もう少し成長したい」という、人が抱く無意識の願いへと、話が展
開していきます。

◆田中康雄「生きること・支え合うこと」
第2回「誰のための連携なのか(1)」
  地域で精神科医師として活動している田中先生。しかし、最初から地域との
つながりがあったわけではありません。ネットワークをもつことがいかに重要
か。「私にはわかりません。ごめんなさい。けれど、仲間の○○さんならわか
るかもしれません」と言えるということの大切さが伝わります。

◆ 村田豊久「連載・子どもの心の診療室から―子ども臨床から学ぶこと―」
第2回「ことばを育む(1)」
「ことばが出ない、しゃべらない」ということから、子どもの発達に疑問を抱
いて、児童精神科を受診される親子の方が多いようです。では、人はことばを
どうやって獲得していくのでしょうか。その手助けをどうやっていくのか、豊
富な臨床経験から、著者の臨床方針、子どもへの思いが綴られます。

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★2.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>

【今月の立ち読み1】

巻頭随筆「こころは形から」
  満留昭久(国際医療福祉大学・大学院教授)
 
中高年者の自殺者増が問題になっていますが、子どもにとっても辛い時代とも
いえるでしょう。ストレスから子どもを守るためにはどうしたらよいのか。教
育も大切となります。小児科医師の満留先生は、ストレスへの耐性を強くする
には、「こころを造る」ことと述べておられます。
  *関連バックナンバー
  満留昭久「『教育と医学』とアドボカシー」(連載・編集委員の目)
  (「教育と医学」2005年10月号、特集「教師の教育力を高める」
 

【今月の立ち読み2】

●「編集後記」
  黒木俊秀(九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野助教授)
  
精神科医師の黒木先生。大人のうつ病の治療薬を子どもに使用することが、専
門家の間で大きな議論となっている、と警鐘をならしています。
  *関連バックナンバー
  黒木俊秀「災害ストレスと心のケア」(連載・編集委員の目)
  (「教育と医学」2005年1月号、特集「期待される教育と医療」

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★3.次がまちどおしいぞ <次号予告>

特集1・親の教育力を高めるには
  学力、躾、親子関係など、学校での教育ばかりではなく、親(家庭)での教
育も大切です。現代の親の教育力アップのためには、地域社会などからの支援
も重要視されています。2006年6月号の特集「教師力を高めるには」に続き、
親に焦点をあてます。

特集2・学習障害児への今日の支援
  軽度発達障害児への支援がすすみ始めていますが、まだまだ周囲の理解は足
りず、支援体制もまだまだです。今回、現在の医学的支援と、教育的支援につ
いて、第一線の先生にご執筆いただきます。

2006年9月号の内容(予定)

9月号は、8月28日発売です。
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★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
本誌にご執筆いただいた先生の著書、関連内容の書籍などをご紹介します。
今回は、1冊紹介します。

◆傳田健三・かなしろにゃんこ 著
『大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方』
(こころライブラリー ジュニア)
講談社、2006年発行
B5判、206頁、1260円(本体1200円+税)

 「教育と医学」今月号で執筆いただいた傳田健三先生の新刊。
  本書は、思春期の子どもを読者対象としており、マンガ(かなしろにゃんこ
著)と、解説・チェックリストなど(傳田健三著)によって構成されている。
  具体例としてマンガに現れるのは、中1女子のモモ(文化祭のリーダーを任
されたがうまくいかず、うつ傾向に)、中3女子のマリ(友達グループのスト
レスから過呼吸発作が)、高1女子のアヤ(ダイエットから過食症へ)、高3
男子のタク(クラスから孤立してしまい非行に)の4人。クラスでの状況、変
調をきたす経緯、それに対応していく周囲の人、具体的方法がマンガで綴られ
ていく。
  前半部分のマンガを読みながら、自己分析の方法、担任・養護教諭・スクー
ルカウンセラー・思春期外来医師といった人にどう相談したらよいか、などが
わかるように工夫されている。
  後半は、「こころが凹んでしまったら」「元気なこころをとりもどすには」
といった章だてで、自己分析の方法や認知行動療法ができるように、子ども向
けに工夫されたチェックリストや記入シートなどが盛り込まれている。
  コラムとして、「認知行動療法とは」といった専門的なことばの解説もある。
  養護教諭の方はもちろん、教育関係者には、知っておしい本である。また、
学級文庫として、クラスの本棚にさりげなく置いておいてはいかがだろうか。

*以上の本と、外山滋比古著『古典論』(本誌8月号「折々の1冊」のコーナ
ーで紹介)を各1名に、「教育と医学」2006年8月号を3名の方に、アンケー
トに回答くださった方の中から抽選でプレゼントします。
* アンケートご記入はこちらからどうぞ。

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■慶應義塾大学出版会からのご案内
★新刊★ 『脳と精神―生命の響き』川村 光毅 著
定価:5,775円
「精神と脳」「認識と情動」を柱にした著者の多面的な脳研究の集大成。

★好評既刊★『子どもたちのメンタリティ危機』
定価:2,520円
非行、少年犯罪の低年齢化、引きこもり…。急速に変貌する子どもたちの心の
危機について、元家庭裁判所調査官である著者が、解決への糸口を鮮やかに提
示する。

その他新刊のお知らせ

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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント
アンケートをお送りくださった方の中から、抽選で書籍『大人も知らない「プ
チうつ気分」とのつきあい方』(上記「今月の本棚」で紹介)、外山滋比古著
『古典論』(本誌8月号「折々の1冊」のコーナーで紹介)を各1名に、「教
育と医学」2006年8月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中か
ら抽選でプレゼントいたします。
ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください。アンケート記入はこちらからどうぞ。

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■ 次回のメルマガ「教育と医学」配信は、8月29日を予定しています。
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■編集後記
▼今の子どもたちには、友人関係もかなりのストレスになっているらしい。こ
の8月号で、猪子香代先生は、虐めつつ虐められる関係について分析をされて
いる。「内在化する怒り」「教師への怒り」といった指摘は、子どもの代弁と
もいえるかもしれない。(編集担当N)
▼「教育と医学」ウェブサイトに検索機能を追加してから、早くも一ヶ月以上
過ぎてしましまいました。使い心地はいかがでしょうか?今後もより充実した
サイトになるようがんばっていきたいと思います。メルマガ教育と医学ともど
もよろしくお願いいたします。(システム担当K)
▼最近の子どもが犠牲になっている事件を聞くたび、胸が痛みます。粘り強さ、
我慢強さに欠ける子どもたちがそのまま親になり、親のストレスが直接子ども
たちにぶつけられているのではないでしょうか。ストレスに対する教育は子ど
ものときのしつけから始まっているのだと、本号を読んで痛感いたしました。
(システム担当A)
▼今東京から50キロ離れた郊外でくらしていますが、子どもが通う小学校から
は時々、不審者情報が配布されてきます。こんなところでも危険があるのかと
思います。一方、私が子どものころは新宿ゴールデン街を横に見ながら通学す
るようなところだったので、ガンつけられても逃げ込めるよう、無意識に「こ
こから一番近い交番はどこか」考えながら歩いていました。安全なとこってな
かなかないですね。 (営業担当O)
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【発行元】
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