Column
リレー連載 編集委員の目
第11回 「心理的関わりの距離」が子どもの学びを変える 丸野俊一
第53巻9号 2005年9月

子どもは本来、知的探検家であるはずなのに、学校教育を受ける過程でなぜそのエネルギーが失われていくのか?
この疑問からスタートし、子どもが深く考えるような授業をするために、教師はどのような関わり方をしたらよいのか。今回、特に「心理的関わりの距離が最適な授業とは」を主に、認知発達心理学がご専門の丸野先生にご執筆いただきました。

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執筆者紹介
丸野俊一(まるの しゅんいち)
「教育と医学の会」とは、院生時代から30年以上のつきあいで、事務局長を務めて10年以上になります。最近、教育現場に入り込み、「子どもや実践家に学ぶ」という姿勢で、研究室を離れ新たな視点から、子どもの学習環境/教育環境の問題を考えていますが、毎日が発見と驚きの連続です。
九州大学大学院人間環境学研究院教授。九州大学大学院教育学研究科博士課程中途退学。教育学博士。専門は、認知発達心理学。著書『知能はいかにつくられるか』(ブレーン出版、1989年)、『子どもが「こころ」に気づくとき』(ミネルヴァ書房、1998年)、『心理学の中の論争』(ナカニシヤ出版、1998年)など。


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