Column
リレー連載 編集委員の目
第8回 更年期医療をめぐって――今日の常識は明日の非常識? 松山敏剛
第53巻5号 2005年5月

現在、産婦人科医師は「絶滅危惧種」と表現されるほど、医師不足が深刻な状態なのをご存知ですか? 松山敏剛先生は、大学医学部で40年産婦人科医師をなさっておられ、今はクリニックを開いておられます。
 今回、更年期医療を例に、新しい情報を取り入れることと、それを盲目的に信じることを避ける、という相反する態度が要求されることをわかりやすくご執筆くださいました。

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執筆者紹介
松山敏剛(まつやま としたか)
絶滅危惧種の産婦人科医になって40年。大学勤務が長く開業医生活はいまだ4年目。趣味は広く浅くです。自動車はパブリカ、パソコンはBASIC、写真は二眼レフ、鉄道模型はOゲージ、ラジオ工作は5球スーパー時代からのつきあいですが、進歩しません。
産婦人科まつやまクリニック院長。教育と医学の会理事。医学博士。専門は生殖医学。九州大学医学部助教授、佐賀医科大学医学部教授、中村学園大学家政学部教授などを経て現職。九州大学大学院医学研究科博士課程単位取得退学。著書に『医科学大事典補遺巻10』(講談社、1992年)、『産婦人科MOOK No.28』(金原出版、1984年)、『図説臨床産婦人科講座』(共著、メジカルビュー社、1980年)など。
* 関連バックナンバー
産婦人科医師不足の現状については、中野仁雄先生(九州大学理事・副学長。医学博士)が「教育と医学」 2005 年 1月号でご執筆されています。
中野仁雄「産婦人科医療:今日から明日へ」
「教育と医学」 2005 年1月号、特集「期待される教育と医療」


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