軍事組織とジェンダー
―自衛隊の女性たち

佐藤文香著  ご注文はこちらから 
(バスケットに追加をクリックして下さい)
著者によるwebだけの特別寄稿!
『G.I.ジェーン』とフェミニズムの間で
  
A5判・上製・480頁
定価:4,200円(本体価格4,000円) 慶応義塾大学出版会発行
 

日本の軍事組織・自衛隊及び防衛大学校をめぐるジェンダー・イデオロギー研究。
米軍における膨大な先行研究を取り込み、自衛隊のジェンダー政策と自衛官募集ポスターの表象の変遷を追い、自衛隊及び防衛大学校のフィールド・ワークを行うことで、自衛隊が、男性を範型とし、性別関与的に組織を構造化してきたプロセスを解明する。

軍隊への男女共同参画は、究極の男女平等のゴールなのか?
イラクのアメリカ軍女性兵士に目を奪われているあいだに、日本の自衛隊にも女性自衛官が着々と増えつつある。女も男並みに戦場へ・・・は、もはや悪夢でなく、現実だ。
フェミニズム最大のタブーに挑戦する本格派社会学者の登場。
上野千鶴子(東京大学教授)

主要目次 詳細な目次
第1章 軍事組織とジェンダー
第2章 自衛隊におけるジェンダー ―政策・表象・イデオロギー
第3章 自衛隊におけるジェンダー ―組織と構成員
結 論


著者より 『G.I.ジェーン』とフェミニズムの間で
著者略歴

慶応義塾大学出版会トップへもどる

©慶応義塾大学出版会