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生きることに積極的な意味を見出して自己の世界を切り拓いていく、あるいはさまざまな問題に取り組み先導的な役割を果たしていくための強靭な知的体力。中央教育審議会の答申をはじめとして、昨今わが国でも改めてこのような知的体力、よりよい世界の実現を目指してよりよく生きるための知的基盤としての「教養」の重要性に目が向けられるようになっています。そもそも「教養」とは何か、「教養」はなぜ必要か、「教養」はどうしたら身につくか、あるいは「教養人」とはどのような人物か……。「教養」を多角的に捉え、「教養」をめぐる問題意識の活性化につながるための情報を提供していきます。

1. 「教養教育研究会」報告書
文部科学省委託研究「教養教育グランド・デザイン−−新たな知の創造−−」
全文
概要

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2. いま、なぜ「教養」か
 2002年2月、中央教育審議会によってなされた答申「新しい時代における教養教育の在り方について」。よりよく生きるための知的基盤としての「教養」の重要性や新しい時代に求められる教養観、とりわけ大学における教養教育に何が求められるのかをまとめていきます。
3. 社会人に対する「教養」教育
 生涯学習時代と言われるいま。私たちを取り巻く環境の変化に応じて、社会人の学習ニーズも変化してきている。こうした時代の変化に対応した知的資質とは何か、それをどう身に付けるか、という議論をもとに、社会人に対する教養教育に関する理念や基本コンセプト、政策提言などをまとめていきます。



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